40代の髪がパサつく原因はこれ!ヘアカラー後のデトックスで輝く髪へ

2024年09月27日 08:17



「ヘアカラーやパーマをした後、トリートメントをしても髪がパサついてしまう…」こんな経験はありませんか?

特に40代以降になると、髪質の変化が気になり始め、若い頃と同じようにケアしても思うような効果が感じられなくなることが多いですよね。

実は、施術後にトリートメントをしても髪がゴワついたり、手触りが悪くなるのは、髪の内部に残った化学物質が原因かもしれません。

そこで、髪本来の健康を取り戻すためにとても大事なのが『デトックス』。

では、デトックスがなぜ必要なのか、その理由を探っていきましょう。



【ヘアカラーやパーマの後の髪のダメージとは?】


ヘアカラーやパーマは、私たちの髪に美しさやスタイルをもたらしてくれる一方で、髪に負担をかける要因ともなります。

特に40代や50代の大人女性は、年齢と共に髪のハリやコシが失われやすくなっており、ヘアカラーやパーマ後の髪のダメージが気になる方も多いのではないでしょうか。

カラーやパーマの施術中には、薬剤が髪の内部に浸透し、構造を変化させることで希望のお色やカールが実現されます。

しかし、この過程で髪の表面や内部には、アルカリ剤や酸化剤といった化学成分が残留することがあります。

これが、施術後に髪がパサついたり、ゴワついたりする原因です。

特に、ホームカラーを行っている方の髪がゴワついたりきしんだりするのは、この残留物をしっかり除去する工程が不足しているためです。

サロン施術では、専用の処理剤やケアが行われますが、自宅でのケアではこのプロセスが不十分であることが多く、結果として髪のダメージが強く残ってしまいます。

髪のキューティクルは、この残留した化学成分によって傷つきやすくなり、髪の内部にある水分や栄養が外部に流れ出てしまいます。

特にヘアカラーやパーマを繰り返していると、このダメージは蓄積され、髪の状態がますます悪化してしまうことも。

これが、トリートメントをしても効果を感じられない一因です。



【トリートメントしても改善しない理由】


多くの方が、施術後の髪のダメージを防ぐためにトリートメントを使用していますが、それでも髪がパサついてしまうことがあると思います。

その理由は、先に説明した通り、髪の内部に残留している化学成分が、トリートメントの効果を阻害しているからです。

アルカリ剤が髪の内部に残っていると、髪のpHバランスが乱れた状態が続きます。

この状態では、いくら高品質なトリートメントを使用しても、髪がその成分をうまく吸収できません。

結果的に、表面的にはツヤが出るかもしれませんが、内部はダメージを抱えたままなのです。

どれだけ保湿成分を補っても、髪の内部に水分が留まらず、すぐに乾燥してしまいます。

つまり、施術後に髪がパサついたりゴワついたりするのは、表面的なダメージだけでなく、内部に残った成分が大きな影響を与えているのです。



【デトックスの重要性とその効果】


ここで重要になるのが、髪のデトックスです。

デトックスとは、施術後に髪に残っている化学成分や汚れを取り除き、髪本来の健康な状態を取り戻すためのプロセスです。

髪のデトックスを行うことで、髪の内部に蓄積された残留物が除去され、トリートメントやケア製品の効果がより発揮されるようになります。

例えば、アルカリ残留物が除去されることで、髪のpHバランスが整い、キューティクルがしっかりと閉じる状態が作られます。

これにより、髪の内部に必要な水分や栄養が留まるようになり、施術後の乾燥やパサつきが軽減されます。

また、髪のデトックスは、施術後に発生しやすい頭皮の不快感やかゆみの改善にも役立ちます。

施術で使用された化学成分が頭皮に残ると、皮膚が敏感になりトラブルを起こしやすくなりますが、デトックスを行うことでそのリスクを軽減することができます。



【おすすめのデトックス方法】


では、具体的にどのようなデトックス方法があるのでしょうか?

自宅で簡単にできるものから、サロンでの本格的なケアまで、さまざまな選択肢があります。

まず、自宅で簡単にできるデトックス方法としては、ヘマチン入りのシャンプーを使うことをおすすめします。

ヘマチンは、髪の内部に残った化学成分と結びつき、これを除去する効果がある成分です。

特にヘアカラーやパーマの後に髪に残留しやすいアルカリや酸化剤を中和し、髪の内部をクリーンに保つ手助けをしてくれます。

毎日ヘマチン入りのシャンプーを使うことで、ホームケアとして手軽にデトックス効果を実感できるでしょう。

しかし、最も効果的なデトックス方法は、サロンでのプロによるケアです。

サロンでは、髪の内部に残留した化学物質をしっかりと取り除くために、専用のデトックストリートメントが用意されています。

これらの施術は、自宅では難しい深層までのケアを行い、髪を健康な状態へと導きます。

また、プロの手による施術では、髪質や状態に応じた適切な処置が行われるため、より確実で効果的なデトックスが期待できます。

サロンでのデトックスは、特に髪がゴワつきやパサつきが気になる方や、頻繁にカラーやパーマを行っている方におすすめです。

髪の健康を長期的に保つためにも、サロンでのデトックスケアとホームケアを取り入れることが最も効果的です。



【デトックス後の髪のケア方法】


デトックスを行った後は、髪の内部がクリーンな状態になっているため、その効果を最大限に活かすためのケアが重要です。

特に、保湿ケアがポイントになります。

デトックス後は髪の内部にトリートメントの通り道ができ、保湿成分をしっかり行き渡らせ、閉じ込めることができます。

まず、デトックス後には、保湿力の高いトリートメントやヘアマスクを使用しましょう。

また、洗い流さないタイプのトリートメントやオイルを使用することで、長時間にわたって髪の水分を保持することが可能です。

加えて、髪を乾かす際には、必ず低温のドライヤーを使用し、髪のダメージを最小限に抑える工夫が必要です。

熱から髪を守るために、ドコサラクトンやレブリン酸などを含むアウトバストリートメントを使用することもおすすめです。

ドライヤーやアイロンの熱を利用して髪の毛を補修してくれる効果があります。


【おわりに】


いかがでしたか?

トリートメントをしても改善されない、意外と見落としがちな余計なものを残さないという『マイナスケアの発想』。

いろんな栄養分を積み重ねる前の準備段階が、いかに大事かおわかりいただけたのではないでしょうか?

言い換えれば、お部屋の掃除や断捨離を思い浮かべていただくと分かりやすいかもしれませんね。

これからも綺麗な髪を長く楽しむために、ケアをしっかりして輝かしい毎日をお過ごしいただけることを願っております。

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